無料で出来る事には限界があります
今日はリスクを取らない事がリスクというお話をさせて頂きます。
かなり前になりますが、パソコン教室に通っていたころのお話。
たわいもない話から、皆さんパソコンに興味があるので、どうしても話題はパソコンのお話に・・・
そんな中でパソコンを使ったビジネスの話題になりまして、皆さん結構ビジネスに興味があるようで、あれやこれやと話が展開していく中で、たまたま僕は、当時アフィリエイトで稼げていた時期でして、今はなきヤフーブログというのがありまして、そのブログを使うとインデックスが速く、アフィリエイト記事を掲載して被リンクを付けてわずか3日でアフィリエイト商品が売れたとかあった時代でした。
別に自慢する事ではないのですが、簡単に稼げる方法がある旨をお伝えした所、4人の方がどうしてもレクチャーして欲しいと言われたので特に断る理由もなかったので引き受けました。
友達だからとコンサルを引き受けたが・・・
確認のメールアドレスをそれぞれの方にお聞きし、家に帰ってからどのようにお伝えすることが一番理解を得てもらえるのかと考えた結果、少しずつ課題を出していき、課題をクリアしていただいた方に次の課題をお渡しするというやり方にしました。
そのことによってほったらかし状態はなくなりますし、もしもわからない事を尋ねて頂ければ簡単にお返事できるので、効率的に進めると思いました。
そこでまず最初に1週間目の課題を出しました。
その出した課題に対して、全員の方がきちんと回答いただきました。
まぁまぁ誰でもできる簡単な事ですから・・・
2週間でリタイアって・・・
そして2週間目にお二人の方はきちんと回答いただけたのですが、後の二人の方は何の質問もなく何の回答もいただけませんでした。
何か忙しい事でもあったのだろうかと心配しながら次週に教室に行きますと、どうもお二人ともばつの悪そうな顔をされています。
それで察しまして、何らかの理由でできなかったのかではなく、やらなかったのだという事がわかりました。
もちろん強制するものでもありませんし、やる気がないのであれば仕方がないです。
あきらめて残ったお二人に集中することにしました。
ブルータスおまえもか!
そして次の3週間目なんですが、なんと残ったお二人も課題を提出していただくことはありませんでした。
今回はメールできちんと、「どうしても出来ません」と言われたのですが・・・
こちらとしても相手から言われたことを誠実にしているだけでしたので、相手がやりたくないと言われれば当然継続することはできないので、仕方なしに終りにしました。
その後も教室内では少しぎくしゃくした関係になり、なぜかこちらが気を使うような状況になりました。
それからしばらくして別の方に僕に直接レクチャーをしてほしいと言われました。
お教えすることに何ら問題はないのですが、いくら丁寧にお伝えしたところでおそらくやっぱり出来ませんと言われる可能性が高かったので、お互いの為にも丁重にお断り致しました。
自分も無料情報ばっかりあさっていた
よくよく考えてみますと、自分自身も何か参考になると思ってネット上から探しては一旦保存したりした資料も一度も読むことなかったり、読んだとしても軽く読み流して実行することがなかったりする事が多かったりしていたので、ある程度気持ちはわかります。
無料でお渡しするものは、やはり相手側にもそれなりの価値しかないと受け取られてしまうものだと気づきました。
簡単なるツールの使い方や調べ方であったり、簡単な資料などはお渡ししても問題ないと思いますが、こちらが真剣にお伝えしたいことを無料にしてしまうということは、相手の可能性をつぶしてしまう事にもなりかねないですし、収入に直結するような内容であったり、人生を変えるような内容であればそれなりの価値を感じていただくためにも、それなりの金額を付ける事が相手の方のリスペクトにもなると思います。
これでこそWIN-WINですし、僕もいただいたお金のおかげでもっと別の情報をゲット出来るので、さらなる自分の向上につながり、更にお役に立てるコンテンツを作る事ができるようになります。
僕は昔、無料の物ばかりを集めていた時代はそれなりの結果しか出なかったのですが、ツール、コンテンツやコンサルなどの価値に対して適切なリスクを取ったことによって思ったよりも早く結果が出るようになりました。
ですので今考えればリスクを取らない事がリスクなのだと思います。